浪人期を振り返る【10~12月編】

 

昨日と同じ今日を過ごす日々でした。

10月「Dancing Boy」OKAMOTO'S

 夏の模試がよかったので気が緩んだけど、入試が近づいてきたので勉強量は自然と増えてた。そんな中で9月の初めに受けたいくつかの模試が返却された。結果はどれも散々でD,Eの文字が並んでいた。ここで初めて前期から積み重なった怠慢が表面化した。模試の判定が少し良かっただけで現状維持に努め、夏休みには勉強から逃げた結果がこれだった。高3から浪人の夏まで模試の成績は右肩上がりだったのに、いきなり去年の自分を下回るような成績をとってしまった。落ち込むかわりに開き直って色んな言い訳をした。次で結果を出せばいいと切り替え二次試験対策をやった。おかげで秋のオープンも実戦模試も手応えがあり一安心した。

 

11月「夢見るバンドワゴン」andymori

 秋の模試が終わったのでセンター試験の対策を始めた。入試本番までのカウントダウンは既に100日を切っていた。去年の点数を上回る目標を立てて一から過去問を解き直した。気が付けば平常授業も終わりに近づいていた。終わりが見えるとしんどさも和らいだ。予備校の授業は退屈だったけど面白い先生はたくさんいて、それを楽しめる余裕がこの時期にはあった。現代文や地理の先生の雑談を聞くのが特に楽しかった。

 

12月「ZOO」ECHOES

 後期の授業が終わる頃に秋の模試が返却された。手応えがあったはずなのに結果はどちらもD判定だった。さすがに落ち込んだし親からは志望校を変えるよう勧められた。話し合いの結果、センター試験の点数が去年よりも悪ければ第一志望を諦めることになった。去年は本番でいい点数をとれたので、達成できるかは微妙なところだった。だから二次試験のことは忘れてセンター試験の対策に専念した。冬期講習では去年のセンター試験で失敗した科目の講座を多めにとった。この頃には何の苦もなく予備校に通えた。ようやくトップギアに入った気がした。大晦日もいつも通り自習室に篭り、家に帰ってラジオを聴いて年を越した。

 

続く